今月の取り組み
この月は、「損益比率を徹底的に守る」ことをテーマに取り組みました。具体的には、エントリー前にリスクリワード比率(損切り幅と利益目標の比率)を設定し、それを厳守することで無駄な損失を減らす努力を続けました。また、指標発表後のトレードを得意パターンとしてさらに磨く一方で、損切り幅を環境に応じて調整する必要性を感じる場面もありました。
具体的なトレード例
1. 成功トレード:ポンド円のレンジブレイク後の押し目買い
4時間足でレンジブレイクを確認した後、15分足で押し目を捉えて「買い」エントリーを実施。損切り幅を30pips、利益目標を80pipsに設定し、計画通りに+2,000円の利益を得ました。
・ポイント:ブレイク後の押し目を狙うことでリスクを抑えつつ、高いリスクリワード比率(約1:2.7)を達成できた成功例でした。
2. 失敗トレード:ドル円の損切り幅不足による損失
ドル円で短期的な押し目を狙い「買い」エントリーを実施。しかし、損切り幅を20pipsと狭めに設定していたため、相場の揺れに耐えきれず-500円の損失。このトレードでは、相場のボラティリティに対する損切り幅が適切でなかったことが敗因でした。
・ポイント:相場のボラティリティを事前に確認し、それに応じた損切り幅を設定する重要性を再確認しました。
心理面の変化
「損益比率を守る」ことで勝ちトレードでの利益を最大化し、負けトレードでの損失を最小限に抑えられる実感を得ました。また、指標発表後のトレードが得意パターンとして安定してきたことで、取引に対する自信が増しました。一方で、損切り幅が狭すぎる場合には相場の揺れで損失が膨らむ可能性を再認識し、より柔軟な対応が必要だと感じています。
成果とデータ
総取引回数:11回
勝率:48%(5勝6敗)
月の損益:
1回あたりの平均損失:350円
1回あたりの平均利益:800円
月の利益:+2,000円
残高:53,700円(+5,000円資金追加後)
振り返りと次月への目標
今月は、リスクリワード比率を徹底することで少ない勝ちトレードでもトータルでの利益を出すことができました。また、指標発表後のトレードでは安定した成果を出せるようになり、自信につながっています。一方で、損切り幅の設定に課題があり、環境に応じた調整が必要だと感じました。
次月の具体的な目標
1. 損切り幅の柔軟な調整
ボラティリティの高低や通貨ペアごとの特性に応じて、損切り幅を適切に設定する練習を行う。
2. 得意パターンの精度向上
指標発表後のトレンドフォローを引き続き磨き、成功率をさらに高める。
3. レンジ相場での戦略改善
サポートラインやレジスタンスラインでの反発を確認し、明確なサインが出るまでエントリーを控える習慣を徹底する。
4. トレード記録の改善
損益比率や損切り幅の設定理由、実際の結果をより詳細に記録し、振り返りに活用する。
資金追加について
計画通り、今月も5,000円を追加しました。資金の増加によりリスク管理の選択肢が広がりつつあります。