FX初心者の月ごと日記: 11か月目【安定した勝率を目指して】

今月の取り組み

この月は「指標発表後のトレンドフォロー」に重点を置き、特に発表後の値動きを15分足で観察し、トレンドが明確になってからエントリーすることを心掛けました。また、過去の振り返りから、損切り幅と利益目標のバランスを再調整し、相場環境に応じた柔軟な設定を試みました。この取り組みにより、トレード精度が向上しつつあると感じられた月でした。

一方で、損切り幅の設定が甘くなり、ポンド円での失敗トレードが発生。これを通じて「損切り幅を広げすぎない」重要性を改めて認識しました。

具体的な取引例

1. 成功トレード:ユーロ円の指標発表後の売りエントリー

背景と根拠

ユーロ圏のGDP速報値発表後、大幅な下落トレンドが発生。4時間足で全体の流れを確認し、15分足で短期的な戻りを捉えてエントリーしました。事前に損切り幅を30pips、利益目標を70pipsに設定。

結果

値動きが予想通り進み、+1,800円の利益を確保。エントリー後は設定したラインを厳守し、感情に流されることなく取引を終えられました。

成功要因

・指標発表後の値動きを観察してエントリーを急がなかったこと
・4時間足と15分足の組み合わせにより、全体のトレンドと具体的なエントリーポイントを適切に判断したこと

2. 失敗トレード:ポンド円の曖昧な相場での損失

背景と根拠の甘さ

4時間足で方向感が定まらない相場だったにも関わらず、焦って「買いエントリー」を実施。値動きを追い、損切り幅を40pipsと広げたものの、相場の反発が起きず損切りに到達。

結果

-800円の損失。広めに設定した損切り幅が裏目に出たケースとなりました。

敗因

・曖昧な相場でのエントリーを強行してしまったこと
・損切り幅を根拠なく広げたことで、無駄なリスクを取ってしまったこと

心理面の変化

「無理なエントリーを避ける」という意識が高まりつつある一方で、曖昧な相場でエントリーしてしまった際の失敗も引き続き課題として残りました。これにより、「曖昧な相場」の明確な基準を設定し、それを守る重要性を再認識。また、リスクリワード比率を守ることで、勝率が51%とわずかながら上昇し、利益を出せることに自信を深めています。次月以降も引き続きリスクリワード比率の重要性を意識しながら取り組んでいきたいと考えています。

成果とデータ

総取引回数:10回
勝率:51%(5勝5敗)
1回あたりの平均損失:300円
1回あたりの平均利益:650円
月の利益:+2,000円
残高:67,500円(5,000円資金追加後)

振り返りと次月への目標

今月の成果

1. 指標発表後のトレンドフォローで高い精度のトレードが実現。具体的には、4時間足と15分足の連携により、明確なエントリーポイントを捉えられるようになりました。
2. リスクリワード比率を守ることで、勝率5割でもトータル利益を出せる成果を実感しました。

今月の課題

1. 曖昧な相場でのエントリーを完全に防ぐには至らず、損失につながったケースが発生しました。
2. 損切り幅の設定が相場環境に適していない場面があり、柔軟な対応力が課題として残りました。

次月の具体的な目標

1. 曖昧な相場の基準を明確化

・トレンドラインやサポートラインでの反応、ローソク足の具体的なパターンなどを基準にし、曖昧な相場でのエントリーを避ける。

2. 損切り幅の柔軟な調整

・ボラティリティが高い通貨ペアや特定の時間帯では損切り幅を広げ、無駄な損失を防ぐ。

3. 得意パターンの強化

・指標発表後のトレンドフォローをさらに磨き、成功率を向上させる。

4. 記録の詳細化

・損切り幅や利益目標を設定した理由、エントリー時の心理状態を記録し、曖昧な判断を振り返りの中で排除する。

資金追加について

今月も5,000円を追加しました。