今月の取り組み
1年間の締めくくりとなる今月は、「ルールの徹底と継続」をテーマに掲げ、これまで培ってきたトレード手法と心理的安定をさらに磨くことを目指しました。特に、環境認識を重視し、相場が明確なトレンドなのか、レンジ相場なのかを判断してからエントリーを行うことを徹底しました。このアプローチにより、曖昧な相場での無駄な損失を減らす努力を続けました。
また、指標発表後のトレンド相場でのエントリーや、レンジ相場の反発を狙う得意パターンを活かしたトレードが多くなり、これまでの成長を実感できる1か月でもありました。
具体的な取引例
1. 成功トレード:ドル円のレンジ相場での反発狙い
背景と根拠
4時間足でドル円がレンジ相場を形成していることを確認し、15分足で下限付近での反発を確認。過去の分析データと一致しており、エントリーの根拠が明確でした。
トレード結果
目標値を50pips、損切り幅を20pipsに設定し、+1,500円の利益を確保しました。計画通りの動きを冷静に見守ることで成功につながりました。
成功要因
環境認識を徹底したこと、エントリーポイントと根拠を事前に記録したことで、感情に流されずにトレードを完遂できた点。
2. 失敗トレード:豪ドル円のブレイク期待での損切り
背景と課題
豪ドル円でレンジ相場からの上方向へのブレイクを期待し、「買い」エントリーを実施。しかし、4時間足でトレンド転換のサインが十分ではなく、損切りライン(-30pips)に到達しました。
トレード結果
-500円の損失。このトレードでは期待値に頼ったエントリーとなり、損失を防ぐことができませんでした。
教訓
明確なブレイクアウトを確認するまでエントリーを控える必要性を再認識。過度な期待や焦りがリスクとなることを学びました。
成果とデータ
総取引回数:11回
勝率:50%(5勝6敗)
1回あたりの平均損失:300円
1回あたりの平均利益:650円
月の利益:+2,000円
残高:74,500円(5,000円資金追加後)
心理面の変化
1年間を通じて、トレードへの自信が確実に増してきたと感じています。特に、成功パターンを活用しながら、環境認識とルールの徹底が安定的な成果を生むと実感しました。一方で、曖昧な相場でのエントリーや期待値に頼った判断が損失につながるケースもあり、引き続き反省点として取り組むべき課題が残ります。
1年間の振り返り
この1年間は、「初心者から脱却し、安定的なトレードスタイルを構築する」という目標に向けて努力を続けてきました。初めは損失続きで不安に駆られることも多かったものの、損切りラインや利益確定ラインの重要性を学び、取引の根拠を明確化することで、勝率が向上し利益を出せるまで成長しました。
この1年で学んだ主な教訓
1. 損切りと利益目標の明確な設定が、感情に流されないトレードの基礎となる。
2. 曖昧な相場でのエントリーを避け、得意パターンに集中することで成果が安定する。
3. 記録と振り返りを習慣化することで、自己改善のサイクルを作ることが重要。
次月(次年度)への目標
1. 新たな成功パターンの模索
指標発表後のトレンドフォローやレンジ相場の反発狙いといった得意パターンに加え、トレンド転換時のエントリーを研究し、新たな武器を増やします。
2. 曖昧な相場での判断基準の明確化
トレンドラインやサポートライン、ローソク足のパターンなどの基準をさらに具体化し、曖昧なエントリーを完全に排除します。
3. 資金管理の徹底
資金追加を継続しつつ、リスクを最小限に抑えたトレードを維持します。
4. トレードの効率化
チャートを見る時間を固定化し、無駄を省いて質の高い取引を目指します。
資金追加について
計画通り、この月も5,000円を追加しました。次年度も無理のない範囲で資金を補強し、さらなる学びと成果を目指していきます。