FX初心者の月ごと日記:1か月目【初めての挑戦】

はじめに

FX取引を始めて1か月目。資金は10,000円からスタートしました。
この1か月は、用語や操作方法を学びながら、自分の取引スタイルを模索する期間となりました。
最初はデモトレードで基本的な感覚をつかみ、その後、本番のトレードに挑戦しました。

取引通貨ペアは主に「ドル円」。初心者でも比較的安定していると言われる通貨ペアですが、エントリータイミングを見極められず、損失が続く結果に。
特に、「上昇トレンドに乗る」という目論見で買いエントリーしたものの、すぐに逆行してしまうパターンが多く見られました。

具体的な課題と気づき

1. 感覚での取引の危険性

いかにも初心者らしく、エントリー時に明確な根拠を持たないまま取引してしまうことが多々ありました。
チャートの短期的な値動きに焦りを感じ、「今エントリーしないと利益を逃すかもしれない」という焦燥感で無駄なエントリーを増やしてしまいました。
結果として、リスク管理が甘くなり、損失を膨らませる原因となりました。

2. 損切りの設定と実行

損切りを設定すること自体は意識していましたが、値動きを見ているうちに「もう少し待てば反発するかもしれない」と考え、損切りのタイミングを遅らせてしまうことがありました。
この結果、損失が想定以上に広がる取引もありました。

3. 注文方法への慣れ不足

指値注文や逆指値注文を活用しようとしましたが、正しい価格を設定する感覚がつかめず、結局値動きを追いかけて成行注文を頻繁に使うことに。
結果として、焦りから損失を出すケースが増えてしまいました。

4. 心理的な課題

値動きを見続けることで、必要以上にエントリー回数を増やしてしまう傾向がありました。
「取引しないのも選択肢の一つ」という基本を忘れてしまい、ポジションを持たないことに不安を覚える自分に気づきました。

成果とデータ

総取引回数:10回
勝率:30%(3勝7敗)
月の損益:
1回あたりの平均損失:300円
1回あたりの平均利益:400円
月の利益:-1,200円
残高:8,800円

振り返りと次月への目標

この1か月で得た最大の教訓は、「取引の根拠を持つこと」と「損切りの徹底」です。
値動きに振り回されず、事前に設定した損切りや利益確定のラインを機械的に守ることで、余計な損失を防げると実感しました。

また、デモトレードでの成功体験が本番で通用しない理由を見直す必要があります。

来月は以下の点を意識して取り組む予定です。
・取引前に理由を必ず書き出す
・エントリータイミングを慎重に判断するため、経済指標やトレンドを確認する
・ポジションを持たない選択肢を意識する

さいごに

トレードの世界では、一つ一つの取引が学びの機会です。次の1か月も、無理せず成長を目指して頑張ります!